トレーニング −準備−

準備のトレーニング編です。

いきなり歌を歌うのは、ハッキリ言って、難しいです。私は何年もカラオケに行かない時期がありました。特に行く理由がなかったので、行きませんでした。ですが、ある日突然、「カラオケに行こう」と誘われてしまうのです。もちろん断ることもできないので、行くしかありません。そんな状況がいつ襲って来るかわかりません。それに備えるためではないですが、歌うためには、トレーニングが必要です。

■トレーニングをしないと・・・

トレーニングをしないと、どうなるのでしょうか?まず、息が持ちません。ブレスから、次のブレスまで息がもたないのです。そうすると、歌う以前の問題です。ブレスの直前で息が切れて、聞こえない。そんな状況が何回もおこる。これは、歌ではありませんし、聞いているほうも、正直、イラっとするでしょう。

声がでない。これも考えられることです。これはキーでもあり、大きな声ということにも当てはまります。キーも、大声も普段の生活では出しませんから、両方とも退化していくのです。使わない 能力は退化していくのは、人間ですから、しょうがないです。

テンポが取れない。これも考えられます。曲をカラオケ用に聴いていないので、忘れてしまっているのでしょう。私も経験があります。自分の思っているテンポとずれているのです。これは、どうにかしないと致命的です。

■トレーニングの仕方

歌のトレーニングは沢山ありますし、それぞれ、何を伸ばすかにもトレーニングの内容は変わってきます。

1、腹筋背筋

お腹の筋肉をつけるトレーニングです。これにより、お腹から声を出すことができ、大きな声が出ます。もっと詳しい説明をすると、腰を安定させるために、腹筋、背筋をつけるのです。こうすることで、体の芯がぶれないで声を出すことが出来ます。芯がぶれると、歌唱の基本である発声にも影響が出てきてしまうからです。歌手のインタビューで筋トレを心がけている歌手、細身のマッチョ、いわゆるボクサー体系な歌手が多いのは、このような理由があるのです。

2、ボイストレーニング

歌唱の基本であるトレーニングは、ボイストレーニングと呼ばれています。これには、滑舌、腹式呼吸、喉、声量、裏声など、考えられるトレーニングは全てあります。プロの歌手でも、週1回は、最低でも受けている場合が多いです。これは腹筋、背筋よりも、もっと効果が出るのは時間がかかります。「歌手になろう」と思って、ボイトレを始めて、効果がわかるのは、10年後と思っていたほうが良いと思います。ですが、ボイトレを辞めてしまうと、すぐにダメな効果が出てきたとわかります。それは、急に声が出なくなった歌手なんかは、これに該当する場合が多いです。

3、カラオケのトレーニング

上記の2つは、カラオケというより、もっとプロを目指している人へのトレーニングです。確かに、歌は上手くなるトレーニングですが、「そこまで必要ないな」と思ったかもしれません。そんな人は、自分の歌を録音できる場所で、自分の歌声を録音してください。歌っている時に聞く歌と、録音された歌、つまり他人が聞いているだろうと思われる自分の歌とでは聞こえ方が違います。そこを修正します。それに、音程やテンポなども、聞いて修正する方が、何倍も早いです。録音できる場所は、自宅で録音、カラオケ、スタジオでもできると思います。


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当サイトについて

当サイトは、カラオケの上達について真剣に考えたサイトです。私は、カラオケはすごい下手でした。「音痴というより、何か違う」と言われ、上司には笑われていました。そんな私が真剣に調べたものです。お役に立てたら光栄です。